
新海誠監督、"秒速5センチメートル"。
小学6年生の頃は一緒に帰っていたタカキとアカリだったが、中学に上がると同時にアカリは栃木へ引っ越してしまった。中学1年生になったタカキとアカリは文通をして互いの近況を知らせ合っていた・・・。
"桜花抄"、"コスモナウト"、"秒速5センチメートル"からなる連作短編集。
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言の葉の庭"を観てから観た。新海誠監督作品としては遡ってることになる。
タイトルの『秒速5センチメートル』とは桜の花びらが舞い落ちる速度だと冒頭で知る。そこでもうなんだかロマンチックな予感。
最初の"桜花抄"でまたもや(といっても実際はこっちが先)大江千里の"Rain"がかかる。インストで。好きなんだな。で、次はこれをメインに持ってきたってわけか。
短編だけど連作だから3作は繋がっていて、タカキとアカリのそれぞれの恋というか愛というか、暮らしというか成長というか、子供の時から大人になるまでが描かれる。
で、ここで思ったのは、やっぱり男は引きずるんだよなーってこと。
もうね、だからね、1回1回をちゃんと終わらせていこうよ。変なしこりとかわずかな希望みたいなものなんて残さずに。けちょんけちょんになっていいじゃない。その方が次にきちんと向かっていけるじゃない。なんで学ばないかなー。いい加減気付かないかなー。もう目を覚ませよー。
と、自分の胸に手を当てつつ、そして今まで聞いてきた数知れない身近な男どもの戯言を思い出しつつ、誰に向けてってなるとタカキでもなく、おそらく世の男たちみんなに向けて忠告したくなった。
もういいじゃん、そこ。
って思いながら観てたらあれですよ。やっぱりクライマックスは歌ですよ。きたー!って感じですよ。新海誠監督作品2作目だけど、もはやこれは形式美だと納得ですよ。しかもいかにも!なあの歌。
男ってやつはね、本当にね、いつまでもうじうじうじうじするんだなーと聴きながら思いましたよ。
"桜花抄"で鹿児島ってフレーズが出てきて「おっ」と思って、"コスモナウト"の舞台が種子島でテンション上がった。し、ロケットも打ち上がった(うまくない)。あのロケットのシーン、いいな。あとコンビニ。アイショップ。ヨーグルッペ。デーリィのコーヒー牛乳。いい。
聖地巡礼したくなる気持ち分かる。
もうちょっと観てみようかな、新海誠監督作品。
ごきげんよう。