NHKドラマ、"精霊の守り人"。
女でありながら槍の使い手で用心棒のバルサ。新ヨゴ国にて崖っぷちを歩いていると、目の前の橋を行列が行くのが見える。と、谷底の川へ行列の子供が落ちた。バルサはすぐさま川へ向かう・・・。
殺陣とかいて「たて」。刀による殺陣は時代劇には付きものだから目にすることも多い。ゆえにいろんな役者さんが学んだり稽古したりしていると思う。乗馬もしかり。
けれどバルサが使うのは刀ではなく槍。となると今までの刀の殺陣とは全く訳が違ってくる。つまり槍の殺陣を一から身につけるしかない。
って想像すると、第1回目のアクションシーンを観ただけで綾瀬はるかは俳優として尊敬に値する。槍姿が実に馴染んでいてカッコよかった。綾瀬はるかってよりはもはやバルサだった。ジグロとの特訓の成果に違いない(混同)。
最初こそ聞き慣れない言葉、ファンタジーであるがゆえの固有名詞に戸惑ったが、第1話を観終える頃にはすんなり入ってくるようになっていた。
そしてそんなファンタジー仕立ての言葉から複雑に感じてしまいがちだが、実は物語の骨子は難しくはなく、言えば精霊の卵を持つチャグムをバルサが守るって話。
そう気付いてしまえば若干ファンタジーに抵抗がある私でも素直に楽しめた。
シーズン1全4話。観始めたら、あっと言う間だった。おもしろかった。
これがこのあと長い期間をかけて20数話まで続くなんて。なんとも贅沢な作り。
まずは来年1月のシーズン2が楽しみだ。・・・って、鬼が笑うな。そしてナユグでラルンガも笑うかもな。
ごきげんよう。
"
精霊の守り人" ★★★★