今クールは民放のドラマを2つ観続けている。1つはクドカン脚本の"ゆとりですがなにか"。クドカン脚本ってだけで観ないわけにはいかない。いつもとちょっと毛色が違って社会派テイストだけど、クドカン印に間違いはない。
そしてもう1つが"
重版出来!"だ。こちらは漫画が原作。漫画自体に興味があったのと主演が黒木華だったので観始めた。そしたら第2回が泣けて泣けて泣けてしまういい話で、私は独断で神回に認定した。
そんな"重版出来!"、先日の第5話で印象に残ったのが火野正平の台詞。
興都館社長は若かりし頃、不幸な家庭に生まれ育ったことから投げやりな人生を送っていた。そんな時に火野正平演じる人物に出くわし、言われる。
運は貯められる。世の中は足して引いてゼロになるようにできている。いいことをすれば運は貯まる。悪いことをすれば運は減る。
『問題は、どこで勝ちたいかや。』
これは私のハートにビンビンきた。というのも私が一切ギャンブルをしない理由がこれだからである。
自営業なんて明日をもしれぬ身。だから自営業はギャンブルみたいなものだと思っている。そして私はそこで勝ちたい。そこでだけは勝ちたい。だから一切のギャンブルをしない。運をそこで使いたくないからだ。
って言いながら、そこまでしてもギリギリのギリギリでほんのちょこっとだけ勝てる(月末になんとか生活していけるだけの金額が残ったりする)程度の実力なわけだけれども。トホホ。
そんな訳で私は一切のギャンブルをしない。・・・でも麻雀ゲームはしてしまう。
うっかり人生初の字一色でテンション上がったり。
人生初の大三元かとハラハラしたり。
そんなことをしてしまっている。
これも運の無駄遣いなのか。・・・って、ヒマな時にやってるんだから確実に無駄遣いだ。
自分がどうなりたいか考えて考えて吐くほど考えろって火野正平が言っていた。そして運を使いこなせと。
よし、運を使いこなすために、もう麻雀ゲームなんてしない!
・・・なんて言わないよ絶対。
ごきげんよう。