
リドリー・スコット監督、"オデッセイ"。原題は"THE MARTIAN"。
火星探索隊は予想外の嵐に見舞われ火星からの撤退を余儀なくされる。母船へ向かうロケットが強風のため傾き始め、早く乗り込まなければ離陸できなくなる状況。そんな中、隊員の1人であるマーク・ワトニーが吹き飛ばされた・・・。
予告編を観た限りじゃ全然惹かれなかった。愛と感動を謳い文句にしていて、よくありがちな奇跡の帰還ものだとしか思っていなかった。
けれども公開されてツイッターなどで一般の人の感想を目にしたら印象が全く変わった。テレビ番組"鉄腕DASH"でなんでも作っちゃうTOKIOへのリスペクトを込めて『これは劇場版鉄腕DASHだ!』なんてツイートを見て、俄然興味がわいた。
そう、この映画の肝は、独り残された火星、酸素も水も食料もない火星で、いかにして生き延びるか、生き延びるためにいかにしていろんなものを作るかってところなのだ。
これ観たら勉強って大事、知識って大事って切実に思う。こんなこと習ったって世の中に出たら意味ないよ!なんてことは1つもないんだって気付く。だっていつ火星で独りぼっちになるか分からないんだから。
デビッド・ボウイの"Starman"、いいタイミングで、そしてとてもいいシーンで流れた。ジーンとした。
観ながら思い出したこと。デビュー前のスガシカオが、あまりに貧乏で家に食材がなさ過ぎて、でも味のついてるものが食べたくて白ご飯に胃薬をかけて食べてみたってエピソード。
観終えて思ったこと。エンドクレジットで初めて監督がリドリー・スコットだと知って、たまにはハッピーな映画を撮るんだなって思った。そしてもう1つ、「じゃがいもが食べたい。」
なので帰り道(これを観たのは日曜日で定休日)、
三日月に寄ってメニューにはなかったけど無理を言ってじゃがいもを素揚げしてもらった。
火星から月への僕らのオデッセイ、無事に成功。
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オデッセイ" ★★★★☆