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![]() 佐野元春&THE COYOTE GRAND ROCKESTRAのコンサート@鹿児島市民文化ホール(2月13日)。 高校生の頃から聴いているのに初めての生・佐野元春。 開演は17時。1曲目は"シュガータイム"。2階席の僕は始まっても余裕で座って観ていた。佐野元春、サビの『I need your love』の1番高いところの声が出ない。昔の曲だからそんなこともあるよな、でもだったらなんで1曲目にしたんだろ、なんてちょっと意地悪く思った。 昔の曲、今の曲、取り混ぜながら歌う。耳馴染みのある曲はやっぱりうれしい。"ジュジュ"とか"ワイルド・ハーツ"とか"レインボー・イン・マイ・ソウル"とか。最近の曲もカッコいい。"ポーラスタア"とか"境界線"とか"紅い月"とか。つまり完全に現役。佐野元春、35年経ってもいまだにちゃんとシンガーソングライター。 途中で長めのMC。 『僕が35年やってこれたのは、僕が曲を書いたからじゃない。その曲たちを今日ここに来ている皆さんが発見してくれたからです。だから皆さんに感謝します。』 『僕は35年やってこれた、サバイブしてきたわけだけれども、でもそれは皆さんも同じ。今日、今、皆さんがここにいるってことは、皆さんもいろんなことを乗り越えて、サバイブしてここに来ている。そのことは誇りに思っていい。』 このMCがとても誠実で真摯で心に響いた。彼の人柄を思わせた。ミュージシャンとしてだけでなく、1人の人間としてもとても素敵な人だと確信した。 MCの後、"ジャスミンガール"。ここまで僕はずっと座って聴いていた。 次が"ヤングブラッズ"。ここで前の席の人が立ち上がった。僕も立ち上がった。もう20年以上聴いてる曲。だから最初からずっと歌える。 サビ前、『Let's stay together oh together』のところで何かがグッとこみ上げてきた。サビに入ったところでマイクが観客席に向けられた。この日、初めて。 冷たい夜にさよなら 声に出した瞬間、涙が溢れてきた。なんだろう。なんの涙だろう。分からないけど涙が溢れてきた。なんだか急に胸がいっぱいになってきた。 ひとりだけの夜にさよなら 涙でステージが見えなくなった。そして曲が終わった。次の曲のイントロ。 もうイントロだけでさらに泣けてきた。分かる、"約束の橋"だ。僕が高校生の頃に初めて聴いた佐野元春のアルバム、"ナポレオンフィッシュと泳ぐ日"の先行シングル。大好きな曲。そして佐野元春が言うところの【僕が発見した曲】。 今までの君はまちがいじゃない 僕が佐野元春を聴いてきた約25年、僕が生まれてからサバイブしてきた42年。その全てを肯定してくれたようで、そしてこれから先も肯定してくれているようで、涙が止まらなかった。オープニングで高い声が出なかったことなんてもうどうでもよくなっていた。 そしてここからの流れが最高。"SOMEDAY"、"ロックンロール・ナイト"、"ニュー・エイジ"、そして・・・。 『物事には始まりがある。僕の始まりはこれでした。』ってMCからの"アンジェリーナ"。最高過ぎる。 これで本編終了。たっぷり3時間。その間、ずっとステージの上に佐野元春はいた。歌って弾いて駆け回っていた。あの小柄な姿がとても大きく見えた。間違いなくロックンロールスター。それも現役バリバリの。 アンコール。 ギターを抱えて我先にと走って出てきた。マジカッコいい。もうリスペクトが止まらない。曲は"スターダスト・キッズ"。 終わって長めのMC。 『僕にとって鹿児島はとても印象に残ってる街で、81年か82年、僕はツアーで鹿児島に来ていた。その前に僕は2枚のアルバムを出していたんだけど、あまり売れなかった。次が売れなかったらもう(立てた親指で首を切る仕草)だと思っていた。 ツアーで鹿児島に来ていた僕のホテルの部屋にマネージャーから電話がかかってきた。マネージャーが言った。「佐野君、チャートの4位に入ったよ。」って。 僕はとても嬉しかった。これで音楽を続けられるって思ったんだ。そして僕はホテルのフロントにバンドのメンバーを集めた。そこでみんなに伝えたんだ。チャートの4位に入ったって。 みんなとても喜んでくれた。でも1番喜んでいたのはもしかしたら僕かもしれない。だって僕はその時、ホテルのフロントを飛び出し、目の前の駐車場に止めてあった車、桜島の火山灰が積もった車のフロントガラスに指で書いたんだ。・・・【HAPPY】って。』 この話、最高。マジ最高。昔、”HEY!HEY!HEY!”で野生動物に『こっち来いよ!』って言ったって話と同じくらい最高。 話し終わって『あ、こんなこと話しにきたんじゃない。ロックンロールしにきたんだ!』って言って"ダウンタウン・ボーイ"。
アンコール終了。 そしてダブルアンコール。 キーボードを弾きながらの"グッドバイからはじめよう"。バラードでしみじみ。 最後はロックンロールを続けて。"国のための準備"、"悲しきレイディオ"。 で、終了。 圧巻の3時間半。すばらしい。本当にすばらしかった。 11年振りの鹿児島公演。全国ツアーでどこに行こうかってなった時に、佐野元春自身のリクエストで鹿児島は決まったって。 また来て欲しい。絶対観に行く。こんな満足度の高いコンサート、そうない。 申年生まれ、来月で還なんとかの佐野元春。赤い服なんて着ないし還なんとか記念ライブなんて絶対しないって。いいね。それもロックンロール。 最高の、圧巻の、すばらしいロックンロール・ナイト。 ちなみに"ロックンロール・ナイト"って曲をまともに聴いたのはこの日が初めてだった。僕が持ってるベスト盤には入ってないから。てことはつまり、この日、僕は佐野元春の"ロックンロール・ナイト"を発見したってことになるわけだ。1980年代に作られた曲、30年以上前に作られた曲を。 またいつか、この鹿児島で、佐野元春のロックンロール・ナイトにたどりつきたい。
by water-mizu
| 2016-02-16 15:29
| 音楽
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