
ペイトン・リード監督、"アントマン"。
刑務所から出てきたスコット。娘のために定職に就こうとするもうまくいかない。かつての刑務所仲間がもってきた儲け話に聞く耳を持たないでいたのだが、にっちもさっちもいかなくて話に乗ることに。そして忍び込んだ豪邸の地下、巨大な金庫の奥には古びたスーツがあって・・・。
身長が1.5cmのヒーローという情報だけでコメディーだと思っていたらそうではなく、"アイアンマン"第1作みたいに設定と説明がしっかりしている(なので導入部分が長い)、いかにも"アベンジャーズ"なマーベル印のヒーロームービー(なので途中でガッツリ・・・以下自粛)。
主人公が特殊なスーツを着こなせるように特訓をするくだりがいい。"アイアンマン"でもそうだった。ああいうところがなんだか人間っぽくて好き。先日観た"
キングスマン"もそう。
ヒロインが強くてカッコいいんだけど、なんだか既視感。あの髪型とスーツってスタイルはハリウッドでの流行りなのかしら。もしくは仕事ができる女性のイメージがああなのかしら。"
ジュラシック・ワールド"のクレアと同じじゃないの。まあ、個人的にあの髪型(ボブっての?)が好きだから全然いいんだけど。
トンデモ設定なのは間違いないんだけど、その上で実にシリアス(もしくはグロ)だったりもする。コメディー部分とシリアス部分のバランスがいい感じ。
と思いながらエンドクレジットを眺めていたら脚本にエドガー・ライトがクレジットされていて、ははーんと納得。
・・・したんだけど、調べてみたら実は元々監督・脚本はエドガー・ライトでいくはずだったのに、
途中で降板してしまったそう。なので完成版はエドガー・ライトの脚本のままではないみたい。
ぬぬぬぬぬー。実に残念。この内容ならエドガー・ライト監督・脚本で観たかったなー。もっと笑えて、もっと怖かったに違いない。あの入口はコメディーなんだけど物語が進むにしたがってパキーンとシリアスな空気を纏っていく展開が好きなんだよなー。振り幅がすごく大きい感じが。
とは言え、それでもおもしろかったです、"アントマン"。
ただし!小さいからアントマンだと思っていたら、アリがたくさん出てきてアントマンでもあったので、昆虫がダメとか、密集がダメとかって方(特にこっち)、おそらく観ない方がいいです。そんな方はアウトマンです。(うまいこと言った風)
ごきげんよう。
"
アントマン" ★★★★