フランシス・ローレンス監督、"ハンガー・ゲーム2"。
ハンガー・ゲームで勝利したカットニスとピータは12地区へ帰るも、すぐに各地区を回る凱旋ツアーに出発することになる。11地区でスピーチをする際、思わず台本を無視して自分の思いを素直に話してしまい・・・。
前作の感想文が
こちら。私にしたら珍しくDISってる。にも関わらず今作を観たのは、それはそう、それはあれだ、夏のせい。というわけではなく、「なんで人気があるんだろう?私の目には映らない美しさがあるんだろうか?だとしたら2まで観たらその美しさが見えるかもしれない。」なんて思ったから。
結果。
そんな美しさなんか全く見えず。
とりあえずまたしてもゲームまでが長い。説明のような前置きのような話に1時間20分くらいかかる。これをもしロジャー・コーマンが制作してたりジョン・カーペンターが監督してたりしたら、前置きなんか10分くらいでちゃちゃっと終わらせてゲームに突入してバンバンやって、なんなら開始から1時間20分経ったらエンドクレジットが流れてる。そういうリズムは大事だと思うんだよなー。
そしてやっと始まったハンガー・ゲーム。これがまた設定がエグい。ゲームメーカーって人がゲームの加減をじゃんじゃん変えられちゃうっていう設定って何?そしたら映画の脚本としてもなんでもできちゃうってことじゃん。なんかこうワビサビ的なものとか一切なくなっちゃうよね。あの霧のくだりとかさ。いきなり感ハンパないっしょ。
で!
私の1番のビックリポイント。ネタバレでもなんでもないみたいなんだけど、これ、途中で終わる。ふぁさ〜って。暗転〜って。3があるよ〜って。
なんじゃそりゃー!知らんわー!知らんかったわー!3部作ってー!元々興味ないから知らんかったわー!んで何?来月ファイナルが公開?そんなもん知らんわー!誰が観に行くかボケー!
でも。
このドレスのシーンは好き。(とってつけたように)
ごきげんよう。