昨夜は昨年1月からまるまる1年かけて親子3人世界1周の旅をしてきたHさんファミリーが御来店。
1年ちょっとぶりの再会。・・・だったけどネットの力は偉大で、HさんのFacebookを通して世界各地の写真を見ていたせいか、ものすごい久しぶり感みたいなのはなかった。
でも3歳(もうすぐ4歳)の娘ちゃんは以前会った時より確実に女の子になっていた。
ハワイから南米、北米、また南米、ヨーロッパへ渡ってアジアを回って帰国。
どこが辛かったですか?の問いには即『キューバですね。』と答えてくれた。キューバ国民と外国人では貨幣価値が違うってのが暗黙の了解らしく、そのせいでいろいろとしんどい思いをしたらしい。
逆にどこが楽しかったですか?の問いには、これまた即『アルゼンチンです。』って答えてくれた。
北のイグアスの滝から南のパタゴニアっていう南極にほど近いところまで観光が楽しかったし、何よりも牛肉が安くておいしかったと。スーパーに行くと赤身の牛肉が100g40円(日本の鶏胸肉レベルの値段)くらいで、それを特別な技術のない自分が焼いてもすーっごくおいしかったから相当おいしいはずだと。加えてワインがボトル200円くらいで、それももちろんおいしくて(これは日本でも飲めるから知ってる)、数百円で牛肉とワインを楽しむ毎日だったそう。うらやましー。
とは言え、羨ましいってのは聞いてるこっちの話。
当の本人にしたら、旅の最初はテンション高いし、どこに行っても観光名所へいくぞーって言って世界遺産巡りに勤しんでいたけど、さすがに後半は世界遺産に行っても微妙にテンション上がらずな状況だったそう。そりゃそうか。でもそれはそれでなんかうらやましー。
そんなHさんからのおみやげ。
アルパカの毛で作られたマフラー。どこの国のだったかな?アジアのどこかだったな。
いろんな国があっていろんな人がいて。世界はもちろん広い。
でもこうしていろんな話を聞いたりすると、それだけでも行った気になるし、世界を身近に感じられるし、臆するほどには世界は広くないんじゃないかと思えてくる。
家大好き、天文館大好き、鹿児島大好き、日本大好きな私だけど、フラッと世界へ旅に出てみようかな。
そんな気にさえなった。
Hさん、また会いましょう。
ごきげんよう。