
宮藤官九郎脚本のTBSドラマ、"ごめんね青春!"。
静岡県三島市、隣接しながらも犬猿の仲であるカトリック系の女子校と仏教系の大学付属の男子校の間で合併の話が持ち上がり・・・。
こんな高校生活だったら楽しかっただろーなーって羨ましくなった。そしたら、いじめや閉塞感のない理想郷のような学園ものをやるってのがクドカンと磯山晶プロデューサーのそもそものコンセプトだったらしく、まさにその通りの明るく楽しい学園ものだったわけだ。
クドカンマジックでみんなのキャラ立ちがほんとすばらしい。どのキャラもみんな好き。
ビルケンはかわいいし、一人クローズはなぜかカッコいいし、半田くんとコスメには本当に仲良くやっていって欲しいし、委員長が意外とかわいいし、遠藤は芸達者だし、ドンマイ先生は最高のコメディエンヌだし、エレナっちょはそりゃーマジかわいいし、蜂谷先生はめちゃくちゃカッコいい。
率直なところ、物語的には駅伝のあたりがおもしろさのピークだったと思う。最後、うまーくまとめた感、お笑いで言うところの『置きにいった』感があったのは否めない。でもそれでいいと思う。
おそらく前にも書いたと思うけど、クドカンはここ数年、物語をちゃんとまとめてきてる。以前のように破綻したりとっちらかったりさせずに、きちんと着地させている。漫才とか落語とかって途中がすげーおもしろくて、最後のオチはだいたいそんなにおもしろくなくって、ネタを終わらせるための合図みたいなものでしょ。あんな感じになってると思う、クドカンの脚本。
だから駅伝のあたりがすげーおもしろかった。それでいいと思う。
あ、一方的に書いてすみません!
ただのテレビっ子が好き勝手なこと書いてしまって、クドカンごめんね!
ごめんね!と言えば、今日(12月24日)の南日本新聞にこんな記事が。

なーにー!?南国交通がバスにハート形のつり輪を取り付けただと!?それも200台のうちの2台のみに1つずつ設置して、希少性を持たせ巡り合った時の運の良さを演出だと!?
おーい!これ平助と蜂谷先生が
いずっぱこで偶然つかまったあのハートのつり輪のパクリやーん!なのに『いずっぱこ』の文字も『ごめんね青春!』の文字もないやーん!
南国交通、今すぐ三島FMのカバさんに電話して『パクってごめんね!』って言いなさい!
で、巷でリアルに大人気の私の作ったみしまるライスの写真を再掲して感想文終了。

自分でも何度見ても笑えてしまってごめんね!
ごきげんよう。