NPO法人 桜島ミュージアム・さめしまことえ著、"桜島!まるごと絵本"。発行は鹿児島のあたらしい出版社である燦燦舎。
鹿児島県民の誇りであり、心の拠り所であり、鹿児島の象徴であり、これを見ることで鹿児島を実感できる我々のTHE故郷、桜島。
その桜島の成り立ちや現在の状況などをとても分かりやすく教えてくれる絵本。
41年鹿児島で暮らし、41年桜島を見てきたけど、恥ずかしながらこの本を読んで初めて知ったことがある。それは桜島は2つの火山でできているってこと。北岳と南岳はできた時期が違う別の火山なんだって。これってみんな知ってんの?意外と知らないんじゃないのかな。
それとこれは現在の私たちの生活にも通じることで、考えさせられたのが、東桜島小学校の校庭に立つ大正噴火爆発記念碑の言葉。
住民ハ理論ニ信頼セズ、
異変ヲ認知スル時ハ、
未前ニ避難ノ用意、
尤モ肝要トシ
大噴火の前、たくさんの異常現象が起こっていて住民はおかしいと思っていたけど、当時の測候所は大噴火は起きないと発表しており、それを信じたばかりに逃げ遅れて亡くなってしまった人がいた。そのことに対する戒めとしてこの碑文はあるそう。
お上の言うことを鵜呑みにしていたら自分の命が危ういってことだ。これに関しては残念ながら今も変わってないね。
てことで"桜島!まるごと絵本"、みんな買うように!
ごきげんよう。