ティム バートン監督、ジョニー デップ主演のゴールデンコンビによる”チャーリーとチョコレート工場”。二人の相性の良さを確認させられる。
オタクでキャッチー、キッチュでダークなバートンワールドには常に他者とのディスコミュニケーションがテーマとしてある。そしてその世間や家族、父親との関係の隔絶に悩む不器用な主人公を演じるのにデップ以上の役者はいない。この作品でもその魅力は十分に発揮されている。
なーんて分かったようなことを書いてみたが、この作品に関してはそんなことはどーでもよい。この映画の肝はチョコレート工場の内部の造形の美しさ、そしてなんといってもウンパ・ルンパなる小人たちのシング&ダンスである。
80年代のいろんなジャンルの音楽のパロディーらしき楽曲にのって踊るウンパ・ルンパが、にくたらしいがとてもかわいいのだ。子供たちに虐待ともいえる程の度をこしたお仕置きをしたあとに繰り広げられる彼らのダンスショーは、皮肉たっぷりな歌詞と古臭いような懐かしいようなメロディーとアレンジ、人を小ばかにしたような踊りで成り立っている。
全4曲あるそれらはいずれも完成度が高く、うっかりサントラを買ってしまいそうだ。しかしサントラでダンスは観れないことに気付き、DVDの廉価版の発売を待つことに決めた。
現段階でダンスシーンだけ3回は観ている。もちろんいっしょに踊りながら・・・。
チャーリーとチョコレート工場
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
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