NHKドラマ、"夫婦善哉"。
織田作之助の小説、"夫婦善哉"と近年原稿が見つかった続編である"続夫婦善哉"の連続ドラマ化。
大正時代の大阪、大店のボンボンの柳吉は芸者の蝶子と出会い親密になるが、柳吉は父親に勘当されてしまう・・・。
ヒドいわー、クソだわー、アホもアホのドアホだわー、柳吉。やることなすこと同じ男として恥ずかしい限り。それも一度や二度じゃなく何度も何度も。
に比べて蝶子さん(尊敬のさん付け)、健気で勝気で商売上手で愛想良しで器量良しの頑張り屋さん。何やっても成功する、成功させる強い信念の持ち主なのに、なーんで、どーして、こんなヤツと一緒にいるかねー。もー。
つってもね。よく言うでしょ。夫婦のことは夫婦にしか分からないって。そういうことなのかなーなんて。思ってみたり。結婚一年三ヶ月の若輩者としては。
尾野真千子、いいわー。すごく好きになった。
同時に森山未來、ちょっと嫌いになった。分かってる、あれは役だって分かってる。それでもなんだかちょっと嫌いになった。恐るべし柳吉のダメパワー。
あー、自由軒のカレーが食べたい。
夫婦善哉 ★★★★