
J.J.エイブラムス監督、"スター・トレック イントゥ・ダークネス"。
エンタープライズ号はある惑星の探査に来ていた。すると火山がその惑星ごと消失する規模の大噴火をしようとしていたため、艦長であるカークは独断で噴火の沈静化を指示する・・・。
オープニングからズッポリハマる。ズッポリハマった後にベネカン登場。これまた私のハートをグワッと鷲掴みにしてくれる。
あの
童貞のシャーロックがとんでもない悪役で登場!強く、賢く、そして熱い!
ここで一つ文句。
観終わって思うに、この映画の日本版のコピーはヒドい。ベネカンが真ん中にいて『人類最大の弱点は、愛だ。』ってヤツ。
これは確実にベネカン演じるカーンのキャラクターに誤解を与えている。カーンは愛がない、すごくクールで冷血なヤツって印象を与えている。
実際、私はそうだと思い込んで観ていた。途中、あんなことやこんなことがあっても全ては作戦のうちで、結局は全てを裏切って悪に徹するのだと思って観ていた。
そしたら全然そんなことないじゃない。言ってることもやってることも筋が通っているじゃない。スポックと同じくらい理論がちゃんとしてるじゃない。行動の是非はともかく。
だから今から観る方はこのコピーのことはすっかり頭から消去して観るべし。
(そんなコピーなんか全然知らなかったのに私がこうして書いたから知っちゃったって方がいらしたらごめんなさい。)
ん〜、もう1回観たいな。余計な深読みなんかしないで観てただただ楽しみたいな。
ってくらいおもしろかった。
スター・トレック イントゥ・ダークネス ★★★★☆