マーク・フォースター監督、"ワールド・ウォー Z"。
国連を退職したジェリーは家族と安息の日々を過ごしていた。その日、いつもと変わらぬ朝、家族で車に乗っているとひどい渋滞。突如、パトカーのサイレンが鳴り響き、向こうの方から怒濤の勢いで人の波が迫って来た・・・。
ちょっとしたキワモノ映画だと思って観に行ったのだが何が何が。かなりのスリル&サスペンスでとても楽しめた。
主演のブラッド・ピットが映画化を熱望していた作品らしく、ブラピ、実にいい仕事をしている。ブラピ主演だからこそ物語に説得力がある。ぶっちゃけ、冷静に考えたらとても"ダイ・ハード"な主人公なので、もしもブルース・ウィリス主演だったら、「あー。そりゃそーだよねー。」で終わってしまって、ハラハラドキドキの緊張感なく安心しきって観ていたに違いない。
何事にも【答え】はあるんだって思った。
そしてそのためのヒントは提示されているんだって思った。
もしその対象が自然だとしても、だ。
大事なのは探すこと。見つけること。見つめること。気付くこと。恐れずに実践すること。
もしも明日世界の終わりが来ても、今ならなんとか乗り越えられそうな気がしてきた。
ワールド・ウォー Z ★★★★☆