弊店をオープンするまでバリカンを使って自分で坊主にしていた私。オープン間際に髪を伸ばしたものの、長らくよそで散髪していなかったので、どこで切ってもらおうか途方に暮れた。結局、同級生(ラストサムライ)のお父さんの理髪店で初めて切ってもらった。
しかしながら同級生のお父さんにこれからずっと切ってもらうのは、なんとも尻の座りが悪い気がしていた。
そしたらオープンしてすぐの頃いらした方が理容師さんで、歳が近くて話も合ったので、それからはずっとその方のお店で切ってもらっている。
だがしかし。
今回、建物自体が改装するそうで、それに伴って内装をやり変えるそうで、だもんで長期休業中だそうで。
フェイスブック情報では今日からその方はパリへ行っているはず。ボン・ヴォヤージュ!
しかしながらそんなこととはお構いなしに私の髪は伸びるわけで。
8年目にしてどこか別のところで髪を切ってもらわねばならなくなったのである。
とは言え。
全く知らない店に行って『今日はお休みですか?』から始まる不毛な会話の応酬をしたくはない。DVDの延滞料とATMの時間外手数料と同じくらい、私はそれを避けたいのである。
そこで。
時間が短ければ話すこともあるまいと踏んで、我が家のご近所の早くて安い理髪店へ。
待ち時間に分かったことは、髪を切る人はすっごくしゃべるお姉さんと寡黙なおばちゃんの2人ってこと。
是非ともここはおばちゃんでお願いします!と祈りながら待つこと数分。
神様、ありがとう。おばちゃんが『こちらへどうぞ。』と。そして予想通り、無駄なおしゃべりは一切ないまま10分強でカット終了。楽チン!
早い・安い・楽チンの3拍子。文句なし。
んでも。
なんかイマイチしっくりこない。言葉にしにくい何かがしっくりこない。
やっぱりいつものところがいい。
来月からはまたお世話になろう。
ごきげんよう。