
日曜日の昼。
桃月庵白酒独演会へ。ワイフは落語初体験。
なので噺家さんが何の演目をするかは舞台に上がってから決めるそうだってことを教えといた。できれば”芝浜”が聴きたいとワイフ。うむ、それは私も聴きたい。
そんな話をしながらてくてく会場へ。
当日券を購入しようとしたらなんとなんと、満員のため断られてしまった。オーマイガー!
しかーし!
急遽パイプ椅子を出してもらい、一番後ろに臨時席を作っていただいた。柔軟な対応をしていただいた関係者各位に感謝!
そして開演。
開演早々、いい声だなぁと思った。よく通る聴きやすい柔らかい声。なのにちょっと毒舌なのがまたいい。
最初の噺は様子見のような短い滑稽噺。いろんなものを褒める小僧さんが憎たらしいけどかわいい。”牛ほめ”という噺。
2つ目の噺は展開がゆっくりな噺。途中からサゲを予想して聴いていたのだけど、全く予想外のサゲだった。でも実は演目名がサゲそのまんまだった”笠碁”という噺。
休憩を挟んで。
3つ目の噺はガラッパチな主人公のキャラクターがとても魅力的な噺。対する殿様のキャラクターも良くて、おもしろいのにちょっと泣ける展開。『おこじきばくち』ってフレーズと『三太夫、控えておれ!』ってセリフがツボだった。”八五郎出世(妾馬)”という噺。
落語、やっぱりおもしろいなぁ。3つ目の噺で素直にそう思えた。
落語初体験のワイフも満足してた。
そのうち生で”芝浜”聴きたいな。
ごきげんよう。