いまどきなかなか言いませんよね、「やったぜ、ベイビー!」なんて。私も言いはしませんが、先ほど心の中で叫んでました。できちゃいました、紅茶のシフォンケーキ。
失敗の原因は分かっていたんです。うちのオーブンの容量に対して型が大きすぎたんです。小さめの型を買い直そうとも思ったんですが、その前に貧乏性のラスト一回。型はそのままで、ちょっと少な目のレシピで再々チャレンジ。
で、なんとか成功。三度目の正直です。よかったよかった、ほっと一安心です。
てな話をお客様としていましたら、その方が『シフォンの意味知ってる?』
「知ってますよ。フランス語の”絹”ですよ。」
『ちがうんだよねぇ。シフォンケーキは元々鹿児島のお菓子なの。で、”しほ”って人が作ったの。”しほのケーキ”・・・、”しほんケーキ”・・・、”しふぉんケーキ”、”シフォンケーキ”!!』
まじめに耳を傾けた自分が哀れでした。このとき私の心に芽生えた感情、あれを人は殺意と呼ぶのでしょうか?
閑話休題。
ということで、紅茶のシフォンケーキがオンメニュー。大きさの割にはカロリー控えめ、ふわふわの食感が気持ちよく、紅茶の香りが鼻腔をくすぐります。
”ダイエット”が頭によぎりつつも甘いもの好きな婦女子の皆さん、是非是非ご賞味あれ。