日曜日の
この後の話・・・。
結成25年を迎えたブラッドサースティー・ブッチャーズのライブ@キャパルボホール。
着いた時はもう2、3曲目だったみたい。轟音が外に響いてた。
次の曲がいきなり”ファウスト”でテンションが上がった。
CDは何枚か持っているけどライブは初めて。
孤高って言葉は彼らのためにあると確信した。
吉村本人がMCで言ってた。自分たちの音楽を指して『ノイズだよね。』って。
歌詞なんてどうでもよくて、そもそもライブだと全然聴き取れなくて、でも、だからこそなのか、声とギターとベースとドラムのアンサンブルがものすごい叙情性を生み出していて。
意味とか理由とか分からないまま心の奥底からグワーッと盛り上がってくるあの感じ。訳も分からず涙が出そうになるあの感じ。心臓を鷲掴みにされて揺さぶられるあの感じ。
あの音は叙情性の塊だ。
アンコールの1曲目。
田淵ひさ子と吉村のツインボーカルのこの曲が白眉だった。
どっか違う場所に連れて行かれてた。イカレテた。