アダム・マッケイ監督・脚本、”アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事(デカ)!”。原題は”THE OTHER GUYS”。
よくある刑事もののバディムービー、”バッド・ボーイズ”とか”マイアミ・バイス”とか”リーサル・ウェポン”とか”あぶない刑事”とか、ああいう派手な花形刑事の陰には、デスクで書類を書き続けるという地味な作業にコツコツと励んでいるその他の刑事たち(THE OTHER GUYS)がいるわけなのである。そういう存在は描かれないので忘れがちだけれども。開始早々、花形刑事コンビに諸々あり、地味で目立たない2人がその後釜に納まろうと躍起になるが・・・。
久しぶりに味わった。英語及びアメリカの文化、そしてアメリカが現在抱えている問題が分からないから全然おもしろさが伝わらないって感覚を。映画としてはよくできている気がするのに、日本語字幕を読んでいるだけだと、どうにもストーリー展開が分かりづらく、テンポがかったるく、ギャグで笑えず。なんだかとても残念な感じ。
これは映画がどうこうではなく、英語とアメリカのことを理解できていない自分のせいなのは明白。
なんだけど、日本語字幕はもうちょっとどうにかならなかったものかと思う。当然、タイトルも含めて。と言うより、タイトルがタイトルなんだから日本語字幕の出来も推して知るべしってことか。
石川遼くんオススメのスピードラーニングで英語のヒアリングをマスターしてから観直したい映画。多分、ゲラゲラ笑えるはず。
と、日本在住で日本語しか理解できない私は思うのである。
あ、嫁がホットなのはちゃんと理解できた。