アリスター・グリアソン監督、”サンクタム”。
パプア・ニューギニアの密林の中で縦に大きな口を開けている【エサーラ洞窟】。人跡未踏の洞窟の深部を探検し、海への水路を発見しようとする探検家チーム。しかし地上では大雨が降り出し・・・。
ジェームズ・キャメロン製作総指揮に偽りなしと思われる、とんでもない映像のオンパレード。初っ端の洞窟の入口シーンから「うひゃぁ~!」ってなる。自然の美しさや荘厳さを視覚でババーン!と感じられる。
んだけど、そんだけ映像がスゴいもんで、その後の洞窟内部、それも水の中に入って狭いところを通ったり何したりってところがもう臨場感あり過ぎで、途中ちょっと呼吸が浅くなってしまって若干気分が悪くなった。これホント。
そしてこれは映画だから画面が明るいけど、洞窟内なんだから実際はもっともっと暗いんだよなぁなんて想像しだしたら、こーれーがまた自分でもびっくりするくらい怖くなってきちゃって、もしも今、狭いところに押し込められたら恐怖でおしっこちびって発狂してしまうと確信した。これホント。
人生何が起こるか分からないので、もし!もしも!万が一!洞窟で出口を失ったら、ちゃんと経験者の言うことを聞こう。指示に従おう。そして呼吸を止めず、洞窟を信頼し、新たな出口を見つけよう。水は必ずどこかへ出ていっているのだ!
と、観終わって本気で思った。これホント。
ごきげんよう。