
エドガー・ライト監督、”スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団”。原題は”Scott Pilgrim vs. the World”。
ニートでバンドマンのスコットは高校生の彼女ができたけど、夢に出てきた女の子と出会ってしまって・・・。
オープニングからカッコいい。スコットがベースを弾いてるガレージロックバンド、セックス・ボブオムの演奏とスタイルにヤラレる。この時点で確実に好きな部類の映画だと確信した。
原作がコミックらしく、さすがのエドガー・ライト、オタクパワー爆発でコミックとゲームの世界をまんま映画にブッこんだ。ストーリーも演出も破天荒。どこからどこまでが映画的現実なのか図りかねるけど、ソレはソレでアレはアレ、そんなもん関係ないって感じでとても自由に、そして間違いなく楽しんで作られていて、そのせいで観ていてとても楽しい。
観てる最中は、リアルなのか非リアルなのか判断しかねる中で戦っている点で、同じようにコミックが原作の
”エンジェル・ウォーズ”を思い出したけど(もちろん映画としてのおもしろさは比較にならない)、観た後は三池崇史の大傑作、”デッド・オア・アライブ”の予測不可能理解不能の壮絶なラストシーンを思い出した。そう、あのシーンのテイストがベースにある映画だ。
にしてもこのところ、”ミレニアム”かエドガー・ライト&サイモン・ペッグ&ニック・フロスト関連の作品だけを観続けてた。観ていない知らない作品でも、まだまだこんなにおもしろいものがあるんだ。
今度はどこに手をつけようか。楽しみは尽きない。
ごきげんよう。