本屋に行った。目当てがあった。普段なら手に取らない本。だけどツイッターや雑誌の書評が読め読めと言っていた。
そして今日の新聞の書評にもあったので、これは読め、買えってことだなと得心した。
木村政彦も知らないし格闘技に興味があるわけでもない。でも読みたいと思った。
理由は読めば分かるんだろう。
目当ての本を片手にうろうろしてたらこれがあった。
文庫本は持っているけど、是非ともハードカバーが欲しかった一冊。
何度も読み返すだろうから。
震災復興の舵取りの拙さや原発問題への取り組みの甘さに加えて、今度はTPPの交渉参加なんていう暴挙で、この国に絶望しそうだ。
でもこの本は日本人として生まれてよかったと思わせてくれる。幸吉の夢と矜持が日本人の魂の美しさに呼応する。文庫本の帯に『全日本人必読』ってあるのも納得。未読の方は是非ご一読を。
さて、いい時間だ。ポトフを作ろう。
ごきげんよう。