
橋本一監督、”探偵はBARにいる”。
すーっごくおもしろかった!主演の大泉洋がいい!コンビを組む松田龍平がいい!脇を固める大御所がいい!ヒロインがいい!ススキノという舞台がいい!70年代のテレビドラマを意識した演出がいい!いかにも劇伴の音楽がいい!硬軟取り込んだ脚本がいい!難しくなくて単純におもしろいところがいい!
札幌ススキノのとある地下のBARを根城にしている探偵。携帯電話は持たない主義。依頼の電話はBARにかけてもらう。相棒は大学助手のタカダ。ある女からの依頼を受けた探偵は暴漢に襲われて・・・。
街を舞台にした一人称のドラマ。これは真っ当なハードボイルド。主人公の探偵を大泉洋が時にカッコよく時におちゃらけて時に熱く基本的にひょうひょうと演じている。あの水曜どうでしょうなキャラクターのせいで見落としがちだが、彼は身長が高くスタイルもいい。松田龍平と並んでも非常にバランスのとれたツーショットで、アクションシーンも映える。しかも舞台は出身地北海道。これぞ大泉洋、ご存知大泉洋の生涯のハマリ役になるかもしれない。・・・とまで思えてしまう程にいい。
に加えてこの監督、脚本を含めた製作チームは東映、テレ朝の製作チーム。だから芸術性うんぬんなんて難しいこと抜きで、ただただおもしろいものを作ろうという職人気質な製作姿勢をビンビン感じる。結果、みんないい仕事してる。すばらしい。この映画に対する愛がちゃんと画面から伝わってくるもんなぁ。
探偵がいつもいるBAR。あれ、いいわぁ。うちもあのシステムを採用したい。
え~、携帯電話を持たない主義の鹿児島天文館の探偵の方、弊店のカウンターの端っこで依頼の電話を待ってみませんか?ギムレットやウイスキーを飲みながら。
”探偵はBARにいる” ★★★★★