西原理恵子著、”パーマネント野ばら”。
先日映画を観て、じわーんときて、ちょっと涙を流して、その勢いで原作を買った。
映画の方が直接的で、言いたいことをスパーン!とキッチリ上手に物語っている。
原作は主人公や他の登場人物の気持ちや言動が行きつ戻りつして揺れていて、最終的なカタルシスは緩いけど、その緩さゆえにこの先、折に触れて何度も何度も表紙をめくってしまうだろうと思う。
いつまでも女である人にそっと寄り添ってくれる叙情詩。
恋愛は数や経験によって見えてくるものもあるかもしれないけど、一番大事なのは深さだと思う。
相手をどれだけ好きになって、相手にどれだけのことをしたか、できたか。
恋愛の深さを知る女性が一番いい女だと、僕は思う。
この漫画にはそんないい女がたくさん出てくる。