昨日の新聞広告をしげしげと眺めて昼の部があることを知り、今日の今日になって行くことにした吉本新喜劇と漫才@鹿児島市民文化ホール。
2階席しか空いてなくってどうしたもんかと思ったけれど、これがまた意外と観やすくていい感じの席だった。
トップバッターのジャルジャルは緊張感を漂わせつつも、らしいコントを披露。フレッシュ!
続いてはモンスターエンジン。『中小企業~!』にすぐさま「技術!」と返せず悔しかった。俺のバカ。ちなみに『大量生産~!』には「それでも落とさない品質!」と返すんだそう。
そして笑い飯。もうなんか貫禄十分の威風堂々。間の使い方が絶妙だった。今年こそは悲願のM―1優勝を!
さらに博多華丸・大吉。5組の中で最も笑いが多かったかも。博多弁での昔話ネタは彼らにとっての鉄板ネタなんだろう。大吉先生の『中学時代は訳あって【捕虜】と呼ばれていました。』に感激。その後に『詳しくは”アメトーーク”のDVDでどうぞ。』と続けるあたりに大吉先生のそつのなさを見る。
トリは中川家。こちらも華丸・大吉に劣らず爆笑をかっさらっていた。やっぱりベテランは舞台上での空気の読み方が違う。そしてそれが漫才師に必要な技術の一つだと確信。中川家、間違いなくうまい。
一旦休憩の後、新喜劇。
客席の照明が落ちて【♪ホンワカパッパ~】とあのお馴染みの音楽が流れてきたら、否が応でもテンションが上がる。そして始まったのは一応鹿児島を舞台にしながらも、結局はいつものお約束と予定調和と様式美の吉本新喜劇。
しかしながらこれがとてもおもしろかった。わかっちゃいるけど、出るぞ出るぞやるぞやるぞと思っているけど、そしてそこでほんとに裏切ることなく間違いなくやっちゃうんだけど、それがおもしろかった。
なんだろ?安心感?安定感?とはなんか違うんだけど、なんと言うか、気をてらったものではなくオーソドックスなものが持っている地味だけど確実にいい感じ。ってことかな。
こうなると
14日(水)のBAN BAN BANとダイノジが俄然楽しみになってきた。
チケットは弊店でも取り扱っているのでよろしく。ごきげんよう。