テリー・ギリアム監督、”Dr.パルナサスの鏡”。主演はヒース・レジャー。しかしながら撮影半ばで他界し、この作品が遺作となった。
パルナサス博士の見世物小屋では鏡の中に入ることができる。鏡の中の世界は想像の世界。入った人のイマジネーションと博士のイマジネーションが交錯する世界。うらぶれた生活を送るパルナサス博士の一行がトニーという男を救ったところから話が転がっていく・・・。
皮肉にもヒース・レジャーが亡くなったことが、この作品にとってプラスに作用している。彼の代役として出演しているのがジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウというそうそうたる面々。しかも鏡の中の世界では顔が変わるという設定にしたため、グッとファンタジック度が増している。し、映画的に思いっきり針が振り切れている。こんなぶっ飛んだ演出、さすがのテリー・ギリアムだ。
とは言え、その辺の針が振り切れている分、物語の方はイマイチよくわかんなかったってのが正直なとこ。想像の世界の話なので、細かいことはどーでもいいっちゃあどーでもいいんだけど。
しかし劇中のマダムたちが全ての富を投げ出してしまうくらい多幸感に浸れたことって一体なんだったんだろう?アレ?いやアレ?やっぱりアレ?う~ん、アレか?気になる。
”Dr.パルナサスの鏡” ★★★