矢沢永吉ドキュメント、”E.YAZAWA ROCK”。
YAZAWAのCDは1枚も持っていない。ライブに行ったこともない。
でもYAZAWAは大好きだ。
”成りあがり”を読み、”アー・ユー・ハッピー?”を読んだ時から大好きだ。相当カッコいい。
映画は2年前のツアー、”THE REAL”のリハーサルと本番の映像、YAZAWAへのインタビューから成っている。それにガップンガップンに尖がっていた若かりし頃の映像が挿入される。
ドキュメンタリー映画としては、MJの”THIS IS IT”を観たばかりなんで、はっきり言って分が悪い。
でもやっぱりスーパースターだし(YAZAWAは映画の中で自分でそう言っている)、エンターテインメントショウを創る人間としての感性の鋭さや繊細さや厳しさがバクバク現れているし、あのオーラは間違いなくカリスマだ。
途中、過去の横浜スタジアムのライブ映像で、感極まって”I LOVE YOU,OK”が歌えなくなったYAZAWAがいた。広島から東京を目指して1人列車に乗った時のことがフラッシュバックしたらしい。何百回何千回と歌ったはずの歌に詰まるなんて・・・。グッときた。
同じカリスマだけどMJはもうなんか神に近い。絶対に近寄れない感じだ。
それに比べたらYAZAWAは身近だ。「永ちゃん、ミーノに行こうよ!」なんつって一緒に飲めそうな気がする。朝までワオワオやれそうな気がする。
でもミーノに誘っても『俺はいいけど、YAZAWAはどうかな。』って返されるかもしれない。
そしたらフニューンだな。
今日の擬音語は過去のYAZAWA語録より引用。
”E.YAZAWA ROCK” ★★★★