細田守監督、”サマーウォーズ”。
エラく評判が良く、観た方みーんなが薦める作品だったが、あんまりアニメに興味がないので「ま、いっか。」と思っていた。しかしながら、なーんか引っかかったままだし、時間的にもOKだし、そういえばタダ券があったし、てことで鑑賞。
え~、あの、薦めてくれた方々、すみませんでした!「ま、いっか。」なんて思っていてすみませんでした!とっとと観に行かずにすみませんでした!すーっごく、すーっごく、おもしろかったです!途中泣きましたし!最近観た中では最高です!今年に入ってからなら”グラン・トリノ”と双璧です!こんな私ですが、呆れずにこれからもなんやかんやと薦めてくださいまし!
と、懺悔したくなるほどにおもしろかった。冒頭、OZだ、仮想世界だ、現実世界だ、アバターだ、エクボーだ(←これは嘘)、ナンダー、カンダー言い出したので、「あ~無理。ムリ~!ムリ~!」と頭がムリムリコールを唱え出してムリムリ隊がパレードをしそうになったのだが、ギリギリのところで少年二人と少女が出て来て事なきを得た。そっからはのどかな田舎の風景と昔ながらの大家族、みんなで食べる食事、若い男女の淡い恋、夏の匂い、入道雲が描かれていて、すんなりと物語世界に入り込めた。
でまあ、そっからまた話は仮想世界でどーしたこーした、それが原因で現実世界がどーしたこーしたになるんだが、脚本が完璧なのでアナログ番長のアンチデジタルな頭でもムリムリパレードが起きることなく、ちゃーんと理解できた。
と言うのも実際、アニメ、コンピューター、仮想世界ってのは表現の手段に過ぎず、伝えたいことってのはいつの時代も変わらないんだってことが、作品の底辺にしっかりあるからだ。少なくとも”七人の侍”とは同じはず。
凛とした栄ばーちゃんの若かりし頃をスピンオフで作ったらいーのにー。と独り言。
”サマーウォーズ” ★★★★★