渋谷毅オーケストラ、圧巻。
平均年齢は還暦近いんじゃないかと思われる9人。シャツとジーンズのラフな格好で楽器片手にやる気があるんだかないんだかの登場。登場するなりステージ上でタバコをモクモク(場内禁煙、ステージ上だけ可)。
それでもライブが始まれば、曲を知っているとか知らないとか、普段JAZZを聴くとか聴かないかとか、そんなことは全部ブッ飛ばしてしまう程のゴキゲンなライブ。おっさんたち、カッコ良過ぎる。
座席に座って観ていたのだが、それでも自然に体は動くし足はリズムをとるし、つい歓声と嬌声を上げてしまうし。興奮したり昂揚したりっていうのは本能レベルのことで、どんなものでも本当にいいものに対しては体が素直に反応してしまうんだと改めて実感。
ライブ後、会う人会う人『よかったねぇ~!』の声。あの会場で満足せずに帰った人間はいないんじゃないかと思えた。同時にもっといろんな人に薦めとけばよかったなぁと激しく後悔した。その位、カッコいいライブだった。
終演後、物販で持っていないCDを購入。その後の営業はBGMのボリューム大き目でライブの余韻に浸りながらのものだった。ほんと、いい夜だった。