鹿児島コミュニティシネマ主催で上映された”マルタのやさしい刺繍”。
本国スイスでの動員数No.1も納得の、田舎のかわいいばあちゃん4人組の物語。
マルタは最愛の夫を亡くしてから生きることがいやになっていた。いつものように仲良し4人組でアップルパイを食べても、カードゲームをしても気持ちは晴れない。夫としていた店も開ける気がしない。
マルタには昔、夢があった。得意の裁縫を生かした手作りの下着を売る店をすることだ。
夢を思い出し、どうせならしたいことがしたいと一念発起。超保守的な田舎町でランジェリーショップをしようと試みる・・・。
マルタと仲間のばあちゃんたちがとてもキュートだ。大きなアップルパイを頬張りながら、ショットグラスで無色透明の液体をぐいぐい飲む(あれはキルシュヴァッサーらしい。さくらんぼが原料のブランデー。弊店では1ショット900円也)。とんでもなく大きなパフェを食べる。着ている物や持っている物がかわいい。ちょこちょことした動きや仕草もかわいい。フェイバリットは、こそこそとゴミ袋を取り戻しに行くところ。
いくつになっても生きていることに変わりはないし、生きているんだから楽しいことをしたい。自分の夢を実現したり、長年連れ添っている夫に愛情を注ぎ続けたり、新たなパートナーとの愛を深めたり・・・。年齢なんか関係ない。その気があればいつだって、どうにだってなるんだ。
スイスの田舎のばあちゃんたちに元気をもらった。
【広がるマルタの輪 スタンプラリー】に弊店も参加。詳しくは
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