お肌がとても繊細な私。洗顔後は化粧水をつけております。クールポコに『ぬぁ~にぃ~!?やったまったなぁ~!!』と怒られそうです。
しかしながら実際どこの何をつけていいのかわからず、もらったものやその辺で買ったものをつけておりました。が、肌が弱いのならどこそこのメーカーのものなんていいかも、なんてお言葉を頂戴しましたので、えっちらおっちらアミュプラザまで買い物に行きました。
目的の売り場に足を踏み入れたはいいものの、基本的に女性のスペース。男の私にとっては完全アウェー。何が何やら皆目見当が付きませんので、最初っから探索する気はなく、入るなりショップ店員さんにお尋ね申し上げました。「化粧水が欲しいんですけど。」と。
そしたらキレイでうら若きショップ店員さんが親切に教えてくれました。いろいろ説明はされたものの、モノが化粧水なんでつけてみなきゃわからないわけでして、コットンにピャピャッとつけて私の手に塗り塗り。あまりにも自然な流れで油断していましたが、気付けば初対面の女性の手と私の手が触れ合っているじゃありませんか!その次は保湿剤もつけてみましょうと、これまた塗り塗り。ショップ店員さんの指先には見事にネイルアートが施してありまして、それに見入りつつ、柔肌との触れあいに静かに胸を高鳴らせ、しかしながらそんな興奮の素振りは微塵も見せず、さも保湿剤のよさに納得しているような面持ちでいることが非常に困難でした。
結果、もちろん化粧水を買い、保湿剤は涙を飲んで保留し、ポイントカードを作るという名目に乗っかって個人情報を垂れ流し、サンプルの品々をいただいて帰ってきました。
あの手と手が触れあった瞬間、そして「あっ!」と思ってショップ店員さんと目が合った瞬間、キュン死にするかと思いました。そして次の瞬間に思ったのは、「はは~ん、俺に気があるな。」ということ。
来週あたり保湿剤を買いに行くんでしょう。勘違いした鴨が葱を背負って鼻の下を伸ばしながら。ごきげんよう。