ボギーはいなかったけれども、50回転ズはやっぱり50回転ズ。40回転ズなわけがない。
ダニーのサービス精神は底抜けの天井知らずで、テンションもライブパフォーマンスもこってり熱く、時に暑苦しく、おもしろカッコイイ怒濤の2時間弱。
LOVEと青さが満載で満開の楽曲群の中でも切なさピカイチな"WE ARE THE KIDS"を聴いた時、一緒に口ずさみながら思わず涙しそうになった。
がしかし、パンクでガレージなロックンロールでジャンプ&ダンス&シャウトしている我が身としては、汗ダラダラのTシャツビッチョリなわけで、目から出す程の余計な水分は体内に残っていなかった。
レコードよりは早く回れるが、CDよりはちょっとだけ遅い50回転ズ。
ヤツらがどんだけ回転しようとも、俺はヤツらと転がり続けるぜ!
そう心に誓いながら、博多名物の水炊きに舌鼓を打ったのだった。