ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア主演、”ラブソングができるまで”。
恋愛ものはほとんど観ないんだが、これはコンセプトが秀逸なのでつい借りてしまった。
80年代にヒットを飛ばしたアレックス。しかしながら今は鳴かず飛ばずで、ドサ回りの日々。過去の栄光にしがみつきっ放しの彼に、願ってもないチャンスがやってきた・・・。
オープニングのMTV in 80’s な劇中PVが素晴らしい。歌うヒュー・グラント。その服、髪型、曲のアレンジ、PVの演出、どれもが完璧80’s。はっきり言って、この擬似PVを撮りたかっただけなのではないか?あとの物語は蛇足なのではないか?と思ってしまうほどに、いろんな意味で完成度の高いオープニング。笑いを通り越して感心してしまった。
そんでもって、ドリューちゃんがキュート!”E.T.”で子役としてブレイクして以来、あんなことやこんなことが山のようにあったにもかかわらず、その苦労や辛酸を舐めたことを微塵も感じさせない無防備なキュートさ。あれ、もちろん演技だろうから、すんごい女優だ。しっかし、とにかくかわいい!ドリュー演じるソフィーちゃんと付き合いたい!いや、マジで!ん~、おせんちゃんと双璧!
と、おっさんは80年代へのオマージュとドリューちゃんのキュートさを、女性陣は単純にラブコメディー、ラブストーリーとしてのおもしろさをご堪能あれ。
ラブソングができるまで 特別版
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
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