NHK深夜、”ドラゴンアッシュ 10年の軌跡-Changes-”。
ドラゴンアッシュがデビューして10年になるらしい。特にファンというわけではない。しかし降谷健志(以下、kj)のロックな姿勢はすごく好きだ。
kjが若干18歳でデビューした時は3ピースのロックバンド。しかしながら鳴かず飛ばず。そこでkjは上からの意見を無視して自分のやりたい音楽をやろうとした。kjは日本ではまだ黎明期のヒップホップに傾倒していた。ロックにヒップホップの要素を採り入れた楽曲、それが”陽はまたのぼりくりかえす”。ドラゴンアッシュの快進撃前夜を飾る名曲だ。
そこからはシングル、アルバム、共に爆発的なセールス。特にアルバム”Viva La Revolution”は200万枚を越えるメガヒット。革新性と大衆性、この二つをバランスよく獲得したこと。これこそがドラゴンアッシュの、kjのロックンロールだ。奏でる音楽がロックじゃなくても、彼らはロックなのだ。
ロックバンドなのにターンテーブル担当のBOTSが加入。ロックバンドだからギタリストが加入。ロックバンドなのにダンサー2人が加入。今や7人の大所帯。既存のロックバンドという枠にすら囚われない姿勢が素晴らしい。
今kjはラテンサウンドに傾倒しているらしい。ドラゴンアッシュはまだまだ変化し続けるんだろう。
そう、彼らの陽はまたのぼりくりかえすんだろう。
陽はまたのぼりくりかえす
Dragon Ash / / ビクターエンタテインメント
スコア選択: ★★★★
Viva La Revolution
Dragon Ash / / ビクターエンタテインメント
スコア選択: ★★★