お客様に薦められて、本日のランチは市役所前の名山堀りにある餃子楼へ。とはいいましても、お客様のオススメはカツ丼。餃子楼なのにカツ丼・・・。若干の「?」はぬぐえませんが、素直にカツ丼を注文。
待っている間にメニューを眺めていますと、焼き餃子と水餃子があります。「次回は是非焼き餃子を食べに来るぞ」と思いつつ、こみあげてくるヨダレを飲み込んでいますと、やってきましたカツ丼さま。
お店のおじいちゃんが、カツ丼と一緒に小皿を差し出しました。なるほど、テーブルにてんこ盛りになっている漬物を勝手にどうぞということらしいです。白菜の漬物を小皿にとりわけ、一口。しっかり漬かっていました。おばあちゃんのお茶請けって感じでした。
で、カツ丼。ドンブリの蓋には”餃子楼”の文字。開けたらドンブリの口径一杯のトンカツがつやつや卵でとじられていました。一口頬張り、二口頬張り、ガッツガッツといただきました。正直、ビックリするほどの旨さではありませんでしたが、美味しいカツ丼なのは間違いありません。☆2つ半ですっ!
食べ終わってお茶を啜っていましたら、先ほどのおじいちゃんがビニール袋を手渡しました。「?」と思っていましたら、『こん白菜がいっぱいあっからよぉ。』と言葉少なに目の前の漬物を指差しました。なるほど、ビニール袋の中には先ほど食した白菜の漬物が入っています。
なんてまあラッキー。ありがとう、おじいちゃん。私が白菜を小皿にてんこ盛りにして食していたのをご覧になっていたのでしょう。ありがたや、ありがたや。
思いも寄らぬところで、思いも寄らぬお心遣い。心温まる師走の一日でございました。