スティーブン・チョボスキー監督・脚本・原作、"ウォールフラワー"。原題は"The Perks of Being a Wallflower"。
高校生になったチャーリー。友だちはいない。昨年は何か大変だった模様。国語の授業で先生から一目置かれるも、無口でおとなしいことに変わりはない。ひょんなことで上級生のパトリックに声をかけて・・・。
観落としていた映画。劇場公開時にワイフが薦めてくれたのに、もう時間が合わなかったりなんだりで観逃してしまってそのままにしていた。
今になって観てよかったことと悪かったことがあった。
まずよかったこと。
それはヒロインのサムを演じているのがエマ・ワトソンa.k.a.ハーマオニーだったこと。
これは非常に大きいポイント。"ハリー・ポッター"シリーズを通してハーマイオニーのかわいさと成長の過程を追いかけていたので、その成長しきった姿にもう涙目(父親目線)&にやにや(スケベな大人目線)。結局南極、涙目3:にやにや7でスケベが余裕で勝ったんだけど。だってショートカットは似合ってるし、バストはしっかりしてるし、チューチュートレインだし、極め付けは赤のノースリーブ!!
ハーマイオニー優勝!!永遠に優勝!!!!ハーマイオニー is infinite!!!!!!
コホン。(咳払い)
落ち着きを取り戻して。
悪かったこと。
これはあれだ。間違いなくあれだ。観る順番を間違ってしまったヤツだ。これを観てから"
シング・ストリート 未来へのうた "を観るべきだった。ん?ちょっと違うな。"シング・ストリート"を観る前にこれを観とくべきだった。そう、観とくべきだったー!
と思うくらいテイストが似ているんだけど、いかんせんこっちの方がキュンキュン&ロック要素の割合が小さいというか、それ以外の要素が入り込んでいるから作品としてはちゃんと厚みがあって佳作なんだけど、私の琴線に触れるポイントが少なめだった。ゆえに感動も"シング・ストリート"未満になってしまった。
先にこっちを観ていたらもっと泣けたのに!もっとキュンキュンできたのに!もっともっと素敵な映画だと記憶されたのに!
と、その点においてはちょっと残念だったけど、でもよかった。好きな映画。
たくさんの人がいる中で気が付けば壁際に立っているウォールフラワーなチャーリーだけど、そんな彼を見て『観察して理解してる』って言って評価したパトリックに大きな拍手を贈りたい。とても共感できたし、自分のことを言われてる気にもなった。ありがとう、パトリック。
ということで、どなたかピックアップトラック(軽トラ不可)をお持ちの方、デビッド・ボウイの"ヒーローズ"を爆音でかけながらトンネルをひた走るウォールフラワーごっこをしませんか?
ごきげんよう。
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