TBSドラマ、"仰げば尊し"。
暴力問題で荒れる美崎高校の校長は、海辺で子供たちにブラスバンドの指導をしている初老の男の言葉に惹かれ、自分の学校の音楽教師になってくれないかと懇願する。翌日、男が興味本位で高校へ覗きに行くと・・・。
1人の音楽教師が弱小吹奏楽部を音楽の甲子園へと導いた実話を元にしたドラマ。
初っ端、80年代か?と思うような荒廃っぷりの高校に物語の行く末を心配したけどそれも最初だけ。今時こんな不良いねーし!(金ちゃん)って違和感はあるものの、そこはそれ、ドラマだし分かりやすくしてるだけだし(金ちゃん)。
その辺を納得してしまえば、友情とか希望とか夢とか為せば成るとか、感動の要素たんまりドラマ。
そして2回に1回はそのどれかが私の琴線に触れて涙目になっていた。
中でも大好物は不良5人組の関係性。友情って一言じゃ言い切れない仲間たち。昔5人でバンドをやってたって設定が秀逸だなと思った。
そんな5人の中で、真っ先に私の推しメンに躍り出たのは安保(北村匠海)。あのトロンボーンを吹きたいなーって興味津々なんだけどみんなに気を遣ってどうしようってなってたあたりが好き。かわいいカッコいい。
と思っていたらば、安保きっかけで桑田(佐野岳)と金ちゃん(太賀)までが吹奏楽部に入ってしまうと途端に安保熱が治まってしまった。まあ、ドラマ的にも大きな役目を終えたわけだからしょうがないっちゃしょうがない。
そしたらやっぱり躍り出てきましたよ、私の推しメンとしてこの人が。木藤良蓮(真剣佑)様が。
いやーカッコいいわー。本当にきれいな顔。美しいわー。んでもって背は高いし。話し方は穏やかだし。いつも青島(村上虹郎)の斜め後ろに控えている感じも超好き。きとらー!れんー!まっけんゆー!好きだー!
桑田は賑やかしなんだけど金ちゃんほどじゃなかったり、のわりには頭に血が上りやすかったりして、ドラマのそこここで常に地味に存在感をアピールしているあたりが、バンドの時の担当がベースだったのも然りと思った。
ずっと気になってた金ちゃんの『〜だし』って口癖も最後の方になると完全に慣れてきたし、なんならそれを求めている自分がいたし、そして最後の2回での金ちゃんはなんかちょっとカッコいいなと思ったし。
青島はずっと青島だったな。一貫してる姿勢がカッコよかった。そして最後の最後でそうきたかと。あれはちょっと泣けた。
そんなわけで"仰げば尊し"、若手俳優5人の顔と名前を覚えられてよかったなーってのが率直な感想。
俺は真剣佑を追う!追い続ける!まっけんゆー!
ごきげんよう。
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仰げば尊し" ★★★★