クリス・コロンバス監督、"ハリー・ポッターと賢者の石"。
小さい頃に両親を亡くしたハリー・ポッター少年は叔父叔母の家で虐げられながら暮らしている。そんなハリーに魔法学校への入学許可証が届く。が、叔父たちはそれをハリーに見せようとせず、魔法学校行きを阻止しようとする。しかし遂には大男がやってきて・・・。
言わずと知れた世界的名作ファンタジー。
だけどこの"賢者の石"の原作が出て間もない頃に読んで、それも友だちに借りて読んで、なんかあんまりピンとこないなーと思って、それ以降、原作にも映画にも全く触れることなく近寄ることなく生きてきた。
けれどシリーズが続いていくに連れて世間的にはどんどん盛り上がっていってるのを目の当たりにしてきたわけで、これはもしかしたらとても大きな損をしているのかしら?と思ったことがなくもない。でもなんか今更なーと思っていた。
そしたらば。
我が家のHulu管理人ことワイフから、夏休みだからなのか8月30日までハリー・ポッター・シリーズを全話配信しているぞとお知らせがきたのである。
チャーンス!ということで早速鑑賞。
"賢者の石"、原作を読んだはずなのに全く記憶になく、へー、こんな話なんだーと実に新鮮な気持ちで観た。
いろいろとフックっていうか小ネタというか小技というか、魔法の世界への誘い方が多彩な上にうまいなーと思った。杖屋さんとか、おかしの鼻くそ味とか、ほうきで空飛ぶスポーツとか。USJで人気のアトラクションなのも分かる。ていうかこれ観たらUSJに行きたくなった。
でもあれね。ハリーって生まれながらにして、そして魔法学校に入学したばかりなのにもかかわらず、魔法使い的には超エリートって設定なのね。男塾でいうところの剣桃太郎的なね。同じ1号生のはずなのになんか違うっていうね。なんかそこがちょっとなー。鼻につくなー。どう考えても絶対、のら犬になんてならないじゃない。(それは別のハリー)
まあでも"賢者の石"、最後まで飽きずにおもしろく観た。ちょっと長かったけど。
ということで、夏のハリー・ポッター祭りが始まったのであーる。
ごきげんよう。