リュック・ベッソン監督・脚本、"ルーシー"。
ひょんなことで韓国マフィアに直面してしまったルーシー。意識を取り戻したら下腹部に切開したあとがあり・・・。
2丁拳銃のガンアクションに派手なカーチェイスという最近のリュック・ベッソン印。そこに脳の使用度がどうのこうので覚醒がなんたらかんたらというSF要素をてんこ盛りにしたトンデモムービー。内容からして全然違うんだけど、印象としては"
インター・ステラー"を頭悪くした感じ。
リュック・ベッソン。
レオス・カラックス、ジャン・ジャック・ベネックスと並んでBBCって呼ばれていたのはもう遠い昔。当時は『若きフランスの映画監督たちが映画界を席巻!』って感じだったな。
あの頃、リュック・ベッソンは言ってた。映画は10本しか監督しないって。だから海洋ドキュメンタリーの"アトランティス"を観た時、これを5本目にカウントしちゃうのかよ!?そしたらあと5本じゃん!って思ったのを覚えてる。
ところがどうだ。その後ハリウッドに渡って"レオン"を撮り、いや、ここまではいい。"レオン"は大好きだ。問題はその後だ。"フィフス・エレメント"あたりから、どうも雲行きが怪しくなってきた。それでも"ジャンヌ・ダルク"まではなんとか観た。
そしてだ。その後の数年は監督作品はないものの、脚本・プロデュース作品が異常に増えた。シリーズ化されたりなんかして。こんな人だったっけ?と思うようになった。で、数年振りの監督作、"アンジェラ"ってのは観ていない。
そこからまた数年経った。監督作品は10本を超えた。
"ジャンヌ・ダルク"以来、16年振りに観た監督作が、この"ルーシー"である。
もう新作を観ることはないな。うん。
ごきげんよう。
今日のブログタイトルはもちろんここから!!ゲット・アップ・ルーシー!!