イースタンユースの最新作、"ボトムオブザワールド"。
長らく、本当に長らく聴いていなかったイースタンユースなんだけど、今作は聴かずにおれなかった。
自主レーベル【裸足の音楽社】からの第1弾だってこと。スリーピースバンドとしてずっとやってきたけど、今作をひっさげてのライブツアー終了でベースが抜けること。
この2つのことがあったからか、いろんな媒体でこのジャケットを目にした。そしてこのジャケットが、アルバムタイトルが、僕に『聴け!』と叫んでいた。
CDをデッキに入れて1曲目、"街の底"。いきなりガツン!とやられた。
街の底 人間達
彷徨っている
街の底 人間達
生きている
この曲で始まって、最後の曲が"万雷の拍手"。1曲1曲が最高でありながら流れも最高。
万雷の拍手が鳴り響く
街を飲み込んでゆく
真綿のような灰が降る
人の子みな眠れと
すばらしいアルバムを作り上げたスリーピースバンド、イースタンユースに万雷の拍手を。
ごきげんよう。