西谷弘監督、"真夏の方程式"。
海底資源調査、開発の説明会のアドバイザーとして玻璃ヶ浦にやってきた物理学者・湯川。翌朝、宿泊していた旅館の客が海岸で死亡しているのが発見される・・・。
去年の今頃、前作の"
容疑者Xの献身"をワイフの薦めで観てみたらおもしろかったので、劇場公開時に劇場まで観に行こうかと思ったくらいの今作。
観に行かなくて正解だった。前作が良すぎただけだった。何より、今作には堤真一が出ていない。当然だけど。
物語は予想の範囲内。「えーっ!?」てなるようなことは何もない。
ただ、"あまちゃん"以降、"ごちそうさん"、"花子とアン"と熱心な朝ドラ視聴者になっている私にとっては、ちょっと「お!」とか「え?」ってなるキャスティングだった。
まず琥珀の勉さんを久しぶりに観て「お!」。琥珀だけじゃ物足りず、海底資源にまで興味が出てきたのかしら?なんて思ったり。
そして杏と吉高百合子が同じ画面にいて「え?」。め以子と花子が一緒に出てるー!と思ってテンションが上がる。奇跡の共演だ。
途中のワンシーン、伝助のとこのあの意地の悪ーいお手伝いさんが出てきて「お!」。俺、この人知ってるー!ってこれまたテンション上がる。もちろん女優さんの名前は知らない。
んでんでんで、杏の子供の頃、それもうんと小さい頃を演じている子役が観たことある子で「お!」。そして何で観たっけ?とちょっと考えたら、め以子の小さい頃を演じていた子役じゃん!って気付いて「え?」。杏の小さい頃を演じるのはあの子と決まっているのだろうか。事務所がどうとかこうとかの大人の事情なのだろうか。もしや杏の小さい頃があの子に似ていたのだろうか。ていうか、こっちが先で"ごちそうさん"があとなんだろうか。そしてこれからも杏の小さい頃を演じるのはあの子なのだろうか。逆に20年くらいしてあの子が主演女優になったら、その老いた役を杏が演じることになったりするのだろうか。
と、朝ドラのことばかり考えながら観ていた。実におもしろい。
ごきげんよう。さようなら。