昨日の怒髪天のライブ、またしてもサイコー!だった。
整理番号40番、なんとか真ん中3列目付近に陣取る私。
最初は割と余裕な感じで観ていられたんだけど、今回は早い段階で"
オトナノススメ”を演ってくれたもんで、そうなると私がいた周辺は当然カオス!グッチャグチャのカオス!
登場したばかりの増子兄ィに『あれ?鹿児島、今日はあんま酒臭くねぇな。』って言われたはずなのに、カオスになると酒臭いし汗臭いし、ついでにタバコ臭いしでカオス度200%。
しかーし!
そんなことなどものともせず、お前らの汗やらなんやらは受け取ってやるから代わりに俺の汗を倍もらってけの精神で、人生を背負って大ハシャギする私。大人はサイコー!なのだ。
来年で結成30周年の怒髪天。1月には初の武道館公演がある。
兄ィがMCで言った。
『俺たちは鹿児島にもう4、5回は来てるでしょ。そしたらお前らも1回くらい東京に来たっていいんじゃない?』
なるほど、言われてみりゃそうだ。来てもらってばかりじゃ悪い。たまにはこっちから行かなきゃな。
なーんて、うっかり本気で思ってしまう程に兄ィは、怒髪天はサイコー!だった。
終盤、もみくちゃタイムがあって流れ着いた場所が兄ィの真ん前。
客席に体を乗り出す兄ィと私の距離はまたしてもゼロ。両手でしっかりと兄ィの体を支えた。兄ィのシャツの汗を受け取った。兄ィの熱を受け取った。兄ィの魂を受け取った。
吹けば飛ぶようなちっぽけな店を細々と営んでいる私みたいな自営業者に、この歌はほんとビンビンきた。
未だ夢は覚めず 胸焦がすならば
旅に終わりは無い 歩き続ける限り
もちろん拳を突き上げて一緒に叫んだ。
僕も歩き続ける。僕の旅にも終わりはない。そう自分に言い聞かせながら。
怒髪天も僕も歩き続けていく。