沖田修一監督・脚本、”南極料理人”。
南極越冬隊に任命され、昭和基地からさらに千キロ離れたドームふじ基地で共同生活をする八人の男たちを料理担当の主人公を軸に描く・・・。
一言で言うと”かもめ食堂 男版”な映画。いや、正確には”かもめ食堂 男版”を
目指した映画、だ。
私、
”かもめ食堂”は好きだ。けれども、アレが私の中ではギリギリのラインなのだ。演出の妙ととるか、あざとさととるかの微妙なところでギリギリいっぱいなのだ。
で、コレはギリギリそのラインを越えちゃってるのだ。残念ながらあざとく見えちゃうんだよなぁ。惜しいなぁ。好きなシーンもいくつかあるのになぁ。全体的にイマイチなんだよなぁ。舞台俳優(だと思う)がたくさん出てて、アドリブと思われるシーンもあったりしていい感じなんだけどなぁ。ざーんねん。
あ、1コ思ったこと。
物語とは全っ然関係ないんだけど、主人公の娘のがさつさと少女性が同居しているところがうちの妹にそっくり。今はどうか知らないけど、中学高校の時のアイツは間違いなくあんな感じだった。それを観ながらちょっとイラッとしたり懐かしく思ったり。
そんなアイツも28?今年で29?・・・はぁ~(遠い目)。時は流れているんだなぁ。
と、映画と関係なくなってきちゃったところで終了。
ごきげんよう。