ロブ・ライナー監督、”最高の人生の見つけ方”。原題は”The Bucket List”。
一大で財を成した男と車の整備工として家族を養ってきた男が病院のベッドで隣同士になる。死を目前にした二人は徐々に意気投合していき、死ぬまでにしたいことリストを消化していく旅に出る・・・。演じるのはジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。
【死】を意識した時に、人はいかにして【生きる】かを意識する。ということを明確に教えてくれる佳作。
二人してしたいことをしまくる件は、ジャック・ニコルソン演じるエドワードがとんでもない金持ちだからこそ経験できるあれやこれやだけど、そこはそれ、ファンタジーっぽくていい。
自分だったら何するかなぁと想像してみたり。映画館を借り切って自分の好きな映画を観る。好きなバンドのライブツアー全公演に行く。東京ミシュラン片手に、東京中の美味しいものを食べまくる。スコットランドにウイスキーを飲みに行く。で、その帰り道にエチオピアにコーヒーを飲みに行く。・・・がんばったらできそうなことばかりだな。
でもまあ、結局最終的な幸せってのは日常にあるわけで。大好きな人と笑っていられたらそれだけでいいんだろうな。うん、そう思う。
と言いつつ、ホテルのバーであんな誘いを受けたら行かないわきゃないよな、とも思う。