UAのニューアルバムはカバー集。そのタイトルは”KABA”。
ピンクレディーの”モンスター”、HISの”夜空の誓い”(これの清志郎パートを歌うはヒロト!)、ビョークの”Hyperballad”、オリジナルを歌っていたのが誰かは知らないけど耳にしたことはある”蘇州夜曲”などなど、バラエティーに富みながらも実にUAらしい全15曲。
UAの歌声に酔いしれながら、今まで聴いたことがなかった曲、初めて聴いた曲をいいなぁと思う。荒井由実の”きっと言える”や七尾旅人の”わたしの赤ちゃん”。どちらもオリジナルを聴いてみたくなる。
逆にオリジナルは聴いたことがあった、いや、よく耳にしていた、なんなら1コーラスはそらで歌えるくらいの曲の素晴らしさを改めて知るというのもある。薬師丸ひろ子の”セーラー服と機関銃”がそれだ。メロディーがほんっと素晴らしいことに気付く。『♪ただこ~のま~ま~』の伸びやかさに頭と心を持っていかれてしまう。何度でも繰り返し聴ける。
多分、近いうちに薬師丸ひろ子のベスト盤をポチッとな!してしまう。そしてなぜかついでに原田知世のベスト盤もポチッとな!するだろう。便利な世の中だ。この辺のデジタルは嫌いじゃない。
ごきげんよう。