ガイ・リッチー監督、”シャーロック・ホームズ”。
シャーロック・ホームズってキャラクターの既成概念を打ち砕かれる作品。ではあるが、実は原作に忠実に作ったらこうなったらしい。ホームズもワトソンもそして2人の関係性もなかなか男臭くてちょっとマッチョ。映画的にはこっちの方が派手だしおもしろい。”ロック、ストック~”からのガイリッチー印の演出である巻戻してもう1回も映画的にいい効果を生んでいた。
ホームズとワトソンを演じているロバート・ダウニーJrとジュード・ロウは、2人の関係性を”明日に向かって撃て!”のブッチとサンダンスのように観せたかったそうで、なるほどなるほど、先述のちょっとマッチョな中にもほのかに漂う同性愛?みたいな感じはその辺から来ているものなのねと納得。
どう考えても続編作ります的な終わり方も、このとてもしっくりくる相棒っぷりなら問題なしと思ったのだ。
”シャーロック・ホームズ” ★★★
明日28日(日)は営業いたします。よろしくお願いします。