昨日の早い時間、コーヒーを淹れていた。
アイスコーヒーやアレンジコーヒー、今だったらアイリッシュコーヒーによく使う深煎りで苦味の強いコーヒーを1200ccのサーバーに。そしてサーバーからガラス瓶に移した。いつもの作業だ。
ピシッ。
という音と共に辺りがコーヒーまみれになった。ガラス瓶が熱の温度差に耐え切れず割れてしまったみたいだ。覆水盆に返らず。あ~あ。
と。
このガラス瓶、4年前の開店時から使ってきたモノだった。特に大切に扱ってきたわけでもないが、割れることなく4年使ってきた。
で。
明日も明後日も、この先ずっと、使っていけるもんだと思っていた。漠然と思っていた。
が。
割れた。あっけなく割れた。落としたりぶつけたりしたわけじゃないのに割れた。いつもと同じ使い方をしてたのに割れた。
パッ。
と頭の中ではじけた。もしこれが誰かなら?って。また明日!って言ったまま永遠のお別れになったら?って。
そんなことを考えたら、なんだか鬱々とした気分になった。
そして今日、新しいガラス瓶を買って来た。耐熱性に優れた割れにくいヤツを。